ジャン=リュック・ゴダールの謎に包まれた作家人生にスポットをあてたドキュメンタリー。 ヌーベルバーグの旗手として時代を熱狂させた1960年代、68年の五月革命をターニングポイントとする政治の季節、70年代の内省と再生、そして劇的な復活を果たした80年代と、ゴダールの功績を網羅的に紹介。さらに家族や友人、アンナ・カリーナら元パートナーたちの証言、マーシャ・メリル、ジュリー・デルピー、ナタリー・バイら出演女優や関係者への新たなインタビューなどを織り交ぜながら、その知られざる素顔に迫る。 監督は、ドキュメンタリー作品の編集を多く手がけてきたシリル・ルティ。ゴダールが他界する直前となる2022年・第79回ベネチア国際映画祭「ベネチア・クラシック・ドキュメンタリー部門」で上映された。